井中駅の朝の情景です。
通勤・通学客で賑わい始めました。DD51の牽く客車列車がまもなく出発するようです。
バスからの乗り換えも列車からの乗り換えも多く、今後ますます増加してゆくと予想されています。現在の片面一線のホームでは、近い将来手狭になってくるかも知れません。
もともと、沿線の旅客からの強い要望によって、本線の途中にある操車場の敷地を一部割いて作られたという経緯があり、そのことによる制約も大きいようです。
しかし、現実の鉄道では、国鉄関西本線の「加美」と「八尾」の間にあった竜華 操車場に付属して設置された殆ど仮駅みたいな存在であった「久宝寺 」が、その後大改造されて、沿線の主要駅に変貌していった例もあります。この井中駅も、そうした道筋をたどってゆくのでしょうか。
そんな将来像とは関わりなく、コンテスト応募時には設置されていなかったターンテーブルに、C57が乗って入庫のための方向転換を始めました。
